運河沿いのヤノネボンテンカとコヒルガオの花

 ダイサギを見ていると、すぐ近くにヤノネボンテンカとヒルガオの花が咲いている。ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)はアオイ科ヤノネボンテンカ属の常緑低木。南アメリカ原産で、渡来時期は不明。園芸種が逸出し、野生化し、帰化している。既に9月の5日と24日に記したが、10月に入っても元気に花をつけている。

 「ヒルガオ」は夏の季語。私の子供の頃の記憶でも確かに夏の花なのだが、湾岸地域のコヒルガオも元気である。周知の如く、ヒルガオもコヒルガオも朝開花し、昼に咲き誇り、それがこの名前の由来になっている。湾岸地域で咲いているのはほぼすべてコヒルガオ。コヒルガオは草むら、道端、運河の土手、公園など、どこにでも生える蔓性の多年草で、ヒルガオの花と変わりがない。

*最初の二枚の画像がヤノネボンテンカ、残りの二枚がコヒルガオ