既に記したように、湾岸地域の運河で見られるダイサギ(大鷺)は都市の水辺環境に適応していて、よく見ることができます。サギ科のダイサギの基本的な外観は全身が白く、首が長く、くちばしは黄色で、画像で確かめて下さい。ダイサギは魚類、甲殻類、両生類などを運河で捕食しています。それでも、東京都レッドリストでは「準絶滅危惧(NT)」に指定され、都市化による生息地の減少が懸念されています。
サギのなかでもダイサギは比較的順応性が高く、都会の運河沿いの護岸や橋脚周辺でよく見ることができ、運河の風景の一部になっています。
*画像はセイタカアワダチソウの中のダイサギ

