チャバネセセリと花たち

 セセリチョウ科のチャバネセセリ(茶羽挵)、オオチャバネセセリはセセリチョウ科に分類され、東アジアからオセアニアにかけての暖地に分布します。日本でもあちこちでたくさん見ることができます。暑い夏でも元気に飛び廻り、秋になっても健在です。

 まだ花をつけているスイフヨウ(酔芙蓉)にチャバネセセリが集まっていて、つい見惚れてしまいます。「酔芙蓉」は随分と粋な名前ですが、チャバネセセリも酒に酔うかのように集まっています。

 ペンタスはアフリカ大陸の東部やアラビア半島南部、マダガスカルなどの熱帯が原産で、五つの花弁を持つ星型の愛らしい花をつけます。花の時期が長いのが特徴で、初夏から秋まで次々と小さな花を咲かせるペンタスにもチャバネセセリはやって来ます。

 さらに、まだ咲いているヒマワリ、そしてシコンノボタンにもやはりチャバネセセリが訪れています。最後の画像はブッドレアに来ているオオチャバネセセリです。

スイフヨウとチャバネセセリ

ペンタスとチャバネセセリ

ヒマワリとチャバネセセリ

シコンノボタンとチャバネセセリ

ブッドレアとオオチャバネセセリ