ピーマンの花と実

 ナス科のピーマン(甘唐辛子)はトウガラシの栽培品種で、甘味種に分類される。果肉は種子以外ほとんど空洞。日本語の「ピーマン」の由来は、広義のトウガラシを指すフランス語のpiment、あるいはポルトガル語のpimentoとされる。

 私は子供の頃大嫌いだったが、いつの間にか不可欠の野菜になっていたのがピーマン。今ではピーマンが嫌いな子は少ないようである。栄養価も高く、高血圧抑制や抗うつ作用、抗発ガン作用や免疫賦活作用などの効果があるとされる。

 ナス科のピーマンはじゃがいも、なす、とうがらし、ペチュニアなどの仲間。ピーマンの花など誰も関心を持たないが、実をつけるには花が不可欠で、花が咲いて半月ほどで収穫できる。近くの花壇にピーマンが植えられていて、花を見ることができる。近くには小さなピーマンも育っていて、野菜売り場では見ないピーマンの姿を見ることができる。