リアトリス(Liatris spicata)はキク科の多年草で、和名は「麒麟菊(キリンギク)」。原産地は北アメリカで、寒さや暑さに強く、育てやすい植物。いくつかの種類があり、初夏から穂状~球状の花を咲かせます。よく見るのが穂状の花を咲かせるスピカータ(画像)。リアトリスの花色は赤紫、紫、ピンク、白など様々。まっすぐに花穂を立ち上げて小さな花をびっしりとつけ、頂部から下に向かって咲き進むのがその特徴。
アザミの仲間で、葉がタカサゴユリなどの百合の葉に似ていることから、「ユリアザミ(百合薊)」、「ノアザミ」とも呼ばれる。日本には園芸用のリアトリスの名前で大正時代に渡来した。
リアトリスはカジュアルな雰囲気をもち、気楽に楽しめる植物というのが私の感想で、若い人にも年寄りにも好かれる気がする。


