最初のウミネコ(海猫)はマメザクラ系の園芸種。花は純白で、5弁。ウミネコはマメザクラとオオシマザクラの交配種で、主にヨーロッパで栽培されている。枝があまり横に広がらず上向きに伸びるのが特徴。
「ウミネコ」という名前は日本の水鳥に由来するが、イギリス生まれの桜である。日本に逆輸入されたものだが、1920年代にイギリス人のコリングウッド・イングラムが作出した桜。オオシマザクラは数多くの園芸品種の原種で、サクラ類の台木に多用されている。
山に自生する「山桜」に対し、人里で栽培されるサクラが「里桜」。オオシマザクラと山桜などとを人工的に交配して作り出されたのが里桜で、里桜はオオシマザクラの血が入った園芸品種の総称。里桜の歴史は人々が桜を庭に植え始めた平安時代から始まると言われ、その後交配が続いてきた。これまで200種以上の里桜が誕生していて、オオシマザクラの影響が大きく、シロタエ(白妙)も里桜の一つ。
白妙の特徴は花びらが丸く、樹高は5~10m。白妙はオオシマ系の里桜と江戸彼岸(エドヒガン)との雑種だと考えられている。白妙は八重で、小輪のバラのように見える。荒川堤で栽培されていた桜が現在の栽培種の元になっている。白妙は清楚な雰囲気をもつオオシマ系の里桜で、花弁数は10~15枚。
*最初の3枚が海猫、残りの3枚が白妙





