ヒメハラナガツチバチの吸蜜の姿

 ツチバチ科のヒメハラナガツチバチは普通に見られるツチバチで、いろんな花にやってきます。オスには胸背部(=背中)に黄色の黄色い斑紋がありますが、メスにはありません。また、メスはオスより触角が短いので、画像はメスです。オスが体長11~19mm、メスが15~22mmで、メスは大きく感じます。

 ヒメハラナガツチバチは土の中のコガネムシ類の幼虫を見つけて麻酔し、土の中に空室をつくり、コガネムシ類の幼虫を置いて卵を産みつけます。5月~10月に成虫が見られます。狩り蜂ですが、ツチバチの仲間は攻撃性が低く、観察しても恐怖を感じることはありません。

 画像の花はヒルガオですが、その花に飛び込んで、夢中になって蜜を吸う姿はとても印象的で、つい見惚れてしまいます。