ユートロキウム・マクラツムの花姿

 学名が「Eutrochium maculatum」、和名が「紫花澤蘭(シカタクラン)、ムラサキヒヨドリバナ」と呼ばれるユートロキウム・マクラツムは、夏から秋にかけて小さな紫色の花を群がるようにたくさん咲かせる多年草。暑さや直射日光にも耐え、元気に花をつけている。自然環境に近い状態での観賞植物として人気が高い。

 ユートロキウム・マクラツムは夏から秋にかけて咲く小さな羽毛のような紫色の花をつける。その葉は槍形で、紫色の花と見事に調和している。私にはそれが和風でも洋風でもない、自然の飾らない、素直な姿に思えるのである。