2024-07-23 ノシランの白い花 「ノシラン」と呼ばれているが、ラン科ではなく、ユリ科。ノシランはアジア原産で、海岸近くの林の中などに生える。湾岸地域でもあちこちに植えられているが、グランドカバーとして使われていて、花壇や通路を埋める植物になっている。花は白い紐(ひも)状で、夏に開花。ひげのような葉っぱの中に、凛と立つ可憐で清楚な花の姿が美しい「熨斗(のし)」の形に似ているところからこの名前になったと言われている。 ノシランは秋から冬にかけて実(タネ)をつける。最初実は緑色で、緑、青、紺と徐々に変化していく(画像)。