タカノハススキの葉

 タカノハススキ(Miscanthus sinensis 'Zebrinus')はその学名にZebrinus「シマウマのような」模様があることから、葉に斑が入り、(日本では)タカの羽の模様に似ることから和名がついたことが推測できる。

 イネ科ススキ属のタカノハススキは葉に縞模様のような白い斑が入るススキの品種で、古くから栽培されている園芸種。葉の生長に必要な窒素系の肥料を多く与えると、斑が小さくなったり、場合によってはなくなったりする。

 普通の斑入りの葉は大抵縦に入り、ススキの中にもシマススキの葉は縦に斑が入っているのだが、タカノハススキは横に斑が入っている。縦の斑になれた私たちには横に入った斑はとても不自然に見えてしまう(画像で見比べてほしい)。