シャゼンムラサキの花

 シャゼンムラサキ(車前紫)はヨーロッパ原産で、ムラサキ科シャゼンムラサキ属の一年草。シャゼンムラサキは道端や海岸近くの野原に生え、全体が白い毛で被われています(画像)。5月から6月にかけ、青紫色、白色やピンク色のベル型の小花を咲かせます。

 奇妙な名前はシャゼンソウ(オオバコ、中国では「車前草」)と同じように、道端に生えることに拠ります。茎葉はアルカロイドを含んでいて、馬などの家畜には有毒です。