ヒメキンセンカ(姫金盞花、Calendula arvensis)の花

 ヒメキンセンカはヨーロッパ地中海沿岸地域原産の1年草、フユシラズ(冬知らず)、フユザキキンセンカ(冬咲き金盞花)が別名。この26日にキンセンカの花を記しましたが、その花の3分の1程度の花なのがヒメキンセンカの花。

 日本で見られるキンセンカには、花径が7~10㎝と大きいトウキンセンカ(唐金盞花)と、花径2~3㎝のヒメキンセンカ(姫金盞花)と呼ばれる小型の種とがあります。ヒメキンセンカキンセンカより古くに渡来したと言われていて、帰化植物として定着し、道端でもよく見かけます。冬から翌年春にかけて鮮やかな濃い黄色の花を咲かせ、葉は細長く先が尖っているのが特徴です。