秋の露虫

 ツユムシ(露虫)はバッタ目キリギリス科の昆虫。イソップ寓話の「アリとキリギリス」を思い出してしまうが、12月まで元気なのがツユムシ。 和名は弱々しい外見からつけられたようだが、完全な草食性で、6〜12月までの長い期間ずっと成虫が見られる。

 ツユムシは花弁を好み、春から初夏にかけてハルジオンやヒメジョオンなど、秋にはセイタカアワダチソウ、コスモスなどの花の上でよく見られる(画像)。