赤い実:センリョウ

 センリョウ(千両)はセンリョウ科の常緑低木で、ヒトリシズカフタリシズカなどと同じ仲間。江戸時代までは、「仙寥花(センリョウカ)」と呼ばれていたが、マンリョウ(万両)よりも実つきがまばらで、千両になったといわれている。縁にギザギザのある濃い葉っぱを1年中茂らせる。

 センリョウは10~2月頃に真っ赤な実をつける。実が黄色いセンリョウは「キミノセンリョウ」。センリョウとマンリョウはよく混同されるが、センリョウの実は葉の上に、マンリョウの実は葉の下にできる。

マンリョウ