アカボシゴマダラ再見

 「アカボシゴマダラ発見」として9月15日に既に記しました。特定外来生物のアカボシゴマダラはタテハチョウ科に属するチョウです。画像は今年最後のアカボシゴマダラと思われます(最後の画像は9月15日のもの)。

 アカボシゴマダラは奄美諸島のみで見られたのですが、近年中国から持ち込まれたと思われ、関東や、東北・近畿の一部で繁殖しています。幼虫の食草は関東ではエノキ、奄美ではクワノハエノキ。日本への侵入は「放蝶ゲリラ」による人為的な放蝶で、1995年頃に放たれたとされ、それ以降関東を中心に生息場所を広げています。同じエノキを食べるゴマダラチョウオオムラサキとの競合が懸念されています。