アサガオ:マルバルコウの花

 マルバルコウ(ソウ)は江戸時代末期に観賞用植物として渡来、ヒルガオ科サツマイモ属で朝顔アサガオ)と同じ仲間です。9月4日のマメアサガオとほぼ同じ大きさで、9月5日のマルバアメリアサガオより小さな花ですが、鮮やかなオレンジ色が遠目にも目立ちます。旺盛につるを伸ばしながら、2センチにも満たない小さな5角形の花を次々と咲かせます。花は早朝に開き、昼過ぎには萎む一日花。花はアサガオに、葉はサツマイモの葉に似ています。

*「朝顔」というタイトルで、有明アリーナの植栽に紛れ込んだマメアサガオ、マルバアメリアサガオ、シロバナのアサガオ、そしてマルバルコウを紹介しましたが、ヒルガオの仲間は見当たりません。でも、来年はきっと見つかる筈です。マルバルコウはマメアサガオとほぼ同じ大きさですので、画像からそれぞれのサイズを想像してください。

**正岡子規朝顔に われ恙(つつが)なき あした哉」

***稲畑汀子朝顔の 蔓の自由の 始まりし」

マルバルコウ

マルバルコウ

マルバアメリアサガオ

マメアサガオとシロバナのアサガオ