エニシダ類の花

 既にエニシダについて記したが、ホオベニエニシダ (頬紅金雀枝)の満開の花には圧倒されて、再度画像を見てほしい。

 見事というより、呆れるほどの花の量だが、ヨーロッパ原産で、マメ科エニシダ属のホオベニエニシダは黄色い蝶形の花の翼弁に赤斑が入った花を咲かせている。

 近くでホオベニエニシダに負けまいと咲いているのがシロバナエニシダ (白花金雀枝)で、イベリア半島原産で、やはりマメ科エニシダ属の半耐寒性落葉低木。 豌豆のような形をした白花を長い枝一杯に咲かせる。枝は細長くしなやかで、わずかに稜をもつ。

 横のベニバナエニシダ(紅花金雀枝)も見事で、鮮やかな赤色の花が枝にびっしりと咲いている。枝葉の形はほうき形で、英語だとBroom(ほうき)とも呼ばれる。