冬の花壇の定番の一つがイベリス。イベリスは小さなかわいい花が株を覆うように咲き、花壇を彩る。その名前はスペインの昔の国名イベリアに由来し、イベリアに多く自生していることからつけられた。4枚の花弁のうち、外側の2枚が大きくなるのが特徴で、小花が多数集まって大きな花房になる。
イベリス属には40種ほどがあるが、宿根イビリスと呼ばれているのがイベリス・センペルヴイレンスで、トキワナズナなどの名前で呼ばれることもある(画像)。イベリス・センペルヴイレンスは1cm前後の小花が半球状に集まって多数咲く。
イベリスの小さな花はそれだけでもハッとするほど綺麗なのだが、それが集まった集団の美はまた格別である。