クリスマスローズの花

 キンポウゲ科の植物で、育てやすいことで人気のあるのがクリスマスローズ。少し前まで湾岸地域でもよく植えられていたが、最近は見かける機会が減った。毎年花を咲かせる多年草の植物で、寒さに強く育てやすい。ヘレボルスが正式名称で、別名は「雪起こし」。「クリスマスローズ」は、クリスマスの時期に咲くバラ(ローズ)に似た花、ということからの命名である。花に見える部分は、植物学上では「花」ではなく、「萼片」である。そのため、鑑賞期間が比較的長い。多くの品種は、クリスマスの頃ではなく、春に開花する。

 クリスマスローズはヨーロッパ原産で、白く清楚でやや大きめの花をつける。花はなぜか下を向くものが多い。画像はクリスマスの頃に咲く「ヘレボルス・ニゲル」という栽培品種で、下を向いていない。枯れた花壇の中で僅かに咲き残っていたものである。

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