独立行政法人海技教育機構の練習船6隻（日本丸、海王丸、大成丸、銀河丸、青雲丸）の中で最も新しいのが大成丸で、正月に有明西埠頭に接岸していた。大成丸は内航船員の教育訓練を充実させるための初めての内航用練習船である。
帆船の日本丸や海王丸と違って地味で目立たないが、商業用の船とも漁船とも違い、妙にエレガントだというのが私の印象である。大成丸の建造費は４１.８億円で、総トン数は約 3,400トン。
大成丸だけでなく、他の練習船を見ても、なぜか私には「海行かば」が聞こえてくる。唱歌の「われは海の子」の方が私の年齢に相応しいのだが…多分、「海行かば」、塾歌、新井小学校の校歌の作曲がどれも信時潔によるからなのだろう。「海行かば」と塾歌が似ていると感じるのは私だけなのだろうか。
