コブシは日本全国に自生するモクレン科モクレン属の落葉中木で、成長すると高さ20mに達します。病害虫に強いため庭木や公園、街路樹用として広く利用されていて、湾岸地域でもよく見かけます。早春の花にはレモンのような香りがあります。
ハクモクレンもモクレン科モクレン属ですが、中国原産の落葉樹です。やはり湾岸地域ではモクレンと並んでよく見かけます。シデコブシもモクレン科モクレン属の落葉樹で、日本固有種で、準絶滅危惧(NT)に指定されています。
どの蕾もそれだけ見ていたのでは見分けがつきません。でも、枝や木全体を見れば簡単に何の蕾かわかります。新年の蕾は、「わかる」とか「わからない」ことの判断に何が必要かヒントを与えてくれます。
*最初の二つの画像がコブシ、次の二つがハクモクレン、最後がシデコブシです。