ヤマボウシの実

 9月になると、ヤマボウシの緑色の実が黄色味を帯びた赤色となり、膨らんできます。外皮は硬く、特徴的なイボイボがついていて、完熟すると地面に落下します。糖度15を超えるものもあるヤマボウシの実は、甘いものに目がない熊の大好物。

 生食できるのは、赤い実が触るとわらかい感じがしたときで、赤くなっているだけではまだ十分ではありません。ヤマボウシの実が完熟して、落ちた直後の実が食べ頃なのです。

 ヤマボウシの実を生食する場合は、よく洗って外皮を剥き、やわらかい中身を食べます。中には種がありますが、それは食べないこと。また、洗った実を冷凍し、シャーベット状になった実もおいしいです。とはいえ、一番「おいしい」のはヤマボウシのジャムでしょう。

*最初の2枚の画像と後の2枚の画像は種類の異なるヤマボウシです。湾岸地域にはヤマボウシの様々な園芸種がみられます。

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