ツツジ属の花たち

 子供の頃の田舎と違って、湾岸地域はどこでもツツジが煩い程に目につく。そのツツジが花をつけ始めている。直に花が多すぎて、こちらの方が疲れてしまう。画像のミツバツツジツツジ科科ツツジ属の落葉低木。関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。三枚の葉を持つので、その名前が付いた。開花時期は3月中旬で、普通のツツジより早い 。

 ツツジもサツキも、そしてシャクナゲも同じツツジ属。ツツジは、葉や幹に照りがなく、毛が密集している。シャクナゲには色々な園芸種があり、これも湾岸地域には意外に多く植えられている。標準的なシャクナゲが今花をつけている。

 そして、アザレアも同じ仲間である。シャクナゲは花木の女王で、高山植物と受け取られる場合が多く、その印象は随分と違う。アザレアは欧米でのツツジの総称で、日本では西洋で品種改良されたツツジを指している。サツキは見た目がツツジと変わらない。というのも、サツキツツジというくらいでツツジの一種である。画像はミツバツツジシャクナゲツツジ、そして八重咲のアザレアである。

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ミツバツツジ

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シャクナゲ

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ツツジ

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ツツジ

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八重咲のアザレア