カンヒザクラの花

 カンヒザクラ(寒緋桜)はバラ科サクラ属のサクラですが、意外と人気が高く、湾岸地域でもあちこちで花をつけています。

 旧暦の正月頃に咲くことから「元日桜」とも呼ばれます。別名はヒカンザクラ(緋寒桜)、タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)など。2月から3月頃に、葉より先に、一つの芽から2~3個の花が下垂します。花弁は5枚で半開ですが、花は濃い緋紅色あるいは桃紅色が特徴で、よく目立ちます。花柄、がく筒ともに無毛。

 カンヒザクラ系の品種は多く、早咲きもたくさんあります。例えば、河津桜、阿亀桜、寒桜、椿寒桜、古里桜などが知られています。

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