ヘレボルス オリエンタレス

 ヘレボルス(Helleborus)はクリスマスローズ属の植物の総称で、「クリスマスローズ」という名前はクリスマスの頃に花をつけるヘレボルス・ニゲル (Helleborus niger) を指しています。緑色、白色、ピンク色、紫色の花をつけます。日本ではこの属の園芸品種をクリスマスローズと呼ぶようです。クリスマスローズ属は世界に約20種あり、和名がつけられているのはクリスマスローズ、ハルザキクリスマスローズ Helleborus orientalis(Lenten rose(レンテン節は復活祭までの1カ月))、コダチクリスマスローズHelleborus foetidus)、アサギフユボタン(Helleborus viridis)の4種。

 強健で育てやすいものが多く、鉢植えにも庭植えにも向き、ほかの多くの草花に先駆けて花を咲かせ、冬枯れの庭を彩ります。日本ではどれもクリスマスローズと呼ばれていますが、欧米ではレンテン節の頃に咲くレンテンローズ(春咲き)とクリスマスの頃に咲くクリスマスローズ(冬咲き)とはハッキリ区別されています。

 冬咲きも春咲きも花びらのように見えるのは、「がく」が発達したもので、花弁は退化し小さな蜜腺になっています。下向きで咲くため、花の内側はなかなか見ることができません。それがまた私たちの興味を惹くようです。

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