キンギョソウ

 キンギョソウ(金魚草)はオオバコ科キンギョソウ属の園芸種。南ヨーロッパ北アフリカの地中海沿岸部を産地とする。金魚のような花を穂状に数多く咲かせる。花の色は赤・桃・白・橙・黄・複色。種は微細だが性質は至って強健。一般的には秋蒔きの一年草で、寒冷地では春蒔きにする。本来は多年草の植物で、年月が経つにつれて、茎が木質化する。

 江戸時代後半に日本に渡来。春の南房総ではたくさん温室栽培される。花が金魚のおちょぼ口に似ているところから、または、波打つような花びらが金魚の尾びれに似ているところから、この名前になったらしい。また、種子からは良質の油がとれる。

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