オリンピック・パラリンピック選手村

 2020東京オリンピックパラリンピックの選手村が中央区の晴海にできていて、昨日の競技施設と同様の状態になっています。選手村の住宅棟は選手の宿泊施設として使った後にマンションとして生まれ変わる計画でした。各部屋には、寝室、トイレとシャワーと洗面台がついたユニットバス、共有スペースがあります。台所はなく、ホテルの部屋のようにつくられています。マンション購入を決めて契約した人たちは入居を延期するか、契約を解除するかしなければならず、その結果がどうなったのか、オリンピックが開催されるかどうかさえはっきりしない今は、見えない未来としか言えない状態です。

 周りには高層の建物が多く、選手村は中層のマンション(後で二棟の高層の建物がつくられる予定)からなり、対岸には豊洲市場があります。分譲後はHarumi Flagという名前がつけられるようですが、昨年夏にこの選手村の土地を巡り、住民訴訟が起こされました。都が周辺の土地価格の1割ほどの126億で選手村の土地を売却したことについて東京都が訴えられたのです。

*画像の中の高い煙突は中央清掃工場のもので、選手村に隣接しています。選手村は中層で、周囲には高層マンションが林立しています。

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