ジャノメエリカ(エリカ・カナリクラータ)

 ジャノメエリカ南アフリカ原産で、大正9年に渡来。高さ50㎝を越え、葉は長さ4-6㎜で厚みがあります。花期は12-4月と長く、枝の先端に花径3㎜ほどの小さなピンク色の釣鐘型の花を3-6個つけます。花茎は赤色で細毛が生え、萼は白く4裂し、雄しべは8本、花の中央部の黒い葯が蛇の目に似ていることからこの名がつきました。クロシベエリカとも呼ばれます。耐寒温度は-5℃、高温多湿にも強く日本の気候に適していて、丈夫で庭植えができます。ジャノメエリカは日本では一番普及している品種。

 1月2日に紹介したエリカ・コロランス 'ホワイト・デライト'は半耐寒性常緑小低木で、同じエリカの仲間です。今日のジャノメエリカと見比べてください。釣鐘形をした花は咲き始めは透明感のある白色、やがて先端がピンク色になって、更に全体がオレンジがかったピンク色になります。同じ花とは思えない変化です。

f:id:huukyou:20210107064859j:plain

f:id:huukyou:20210107064924j:plain

f:id:huukyou:20210107064941j:plain

f:id:huukyou:20210107065005j:plain

エリカ・コロランス’ホワイト・デライト’