赤い実のアロニア

 アロニア(Aronia)は北米東部原産のバラ科の落葉低木、果樹や観賞用樹木として使われる。本州などに自生するカマツカに似ていて、西洋カマツカという和名もある。実が赤く熟すアロニア・アルブティフォリア(Aronia arbutiforia、画像)と、黒く熟すアロニア・メラノカルパ(Aronia melanocarpa、英語名はブラックチョークベリーBlack Chokeberry)があり、さらに暗紫色に熟す交雑種もある。

 赤い品種は観賞用、黒い品種は食用として使い分けられている。黒い実は生でも食べられるが、渋味が強く、加工して、ジャムにしたり、他の果物のジュースと混ぜて飲料にしたりする。

 画像のアロニアは近くの公園のもので、赤い実をたくさんつけていた。

f:id:huukyou:20201029042709j:plain

f:id:huukyou:20201029042732j:plain

f:id:huukyou:20201029042754j:plain