ロドレイア ヘンリー

 ロドレイア ヘンリーは、中国南部からミャンマーを原産とするマンサク科の常緑樹。春先に咲く花が美しく、近年よく見かけるようになった。別名はシャクナゲモドキだが、ロドレイア ヘンリーモドキがシャクナゲだと言った方が腑に落ちる。とはいえ、毎日眺める気にはならない。やはり飽きるのである。

 日本にあるロドレイアの仲間は主にカンピオニーとヘンリーという二種で、ヘンリーのほうが、葉も花も樹高も大きめである。花色はピンクから濃紅色で、直径5cmほどの花が枝先に房状に集って、下向きに咲く(画像参照。花の付き方や葉・樹姿がシャクナゲに似ている。香港では旧正月の飾りに欠かせない花で、開花期は2~4月。少し青みを帯びた常緑の葉色は、緑の少ない冬でも青々としている。

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