ベニバナトキワマンサク

 マンサクという名札がついていたが、シナマンサクではないかと2月7日に記した。シナマンサクは葉が大きくて、開花時に落葉せずに、残った葉が見られる特徴があり、実際落葉していなかった。今日はトキワマンサク(マンサクとは別の属)で、こちらは一年中葉を青々と茂らせる常緑樹で、原産国は中国、日本のアジア圏。日本で自生したトキワマンサクを見られるのはごく限られた場所のみ。紅花種はベニバナトキワマンサクと呼ばれている(画像)。

 湾岸地域にはこのベニバナトキワマンサクがあちこちで植栽され、公園や歩道でよく見かける。3月の中頃から5月にかけて咲くが、今年は既に咲き出している。花弁はリボン状で、マンサク属の特徴をよく示している。だが、常緑で花のサイズも色も異なり、マンサクの仲間とはとても思えない。

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