アカツメグサ

 アカツメグサ(赤詰草)あるいはムラサキツメクサ(紫詰草)はマメ科シャジクソウ属の一種で、一般に赤クローバーとも呼ばれる。開花時期は春から秋と言われるが、今は冬でも開花している。ヨーロッパ原産で、花はクローバー(シロツメグサ)にそっくりだが、色が赤紫色なのと、葉っぱのすぐ上に花が咲くことから区別できる。アカツメグサはデンマークの国花。

 今私たちが見るのは、鶏や兎の飼料用として明治時代に輸入したものが野生化したアカツメグサ。シロツメグサもヨーロッパ原産の帰化植物で、クローバーとしてどこでも咲いている。その干草をガラス器具を輸送する時の詰め物に利用したことから、「詰め草」という名前がついた。

(画像にはやはり年中みられるタンポポも入っている。)

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