オオハンゴンソウ、アラゲハンゴンソウと同様、明治から大正期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物。名前は根元の葉が3裂することから。観賞用に栽培されたが、今は逸出して帰化している。いもり池周辺で見られるオオハンゴンソウは特定外来生物に指定されているが、ミツバオオハンゴンソウは法に基づく防除の対象ではない。だが、外来生物には変わりない。今日では、すべてのオオハンゴンソウ属の植物は、外来生物法により、外国から輸入する場合「種類名証明書の添付が必要な生物」とされている。
オオハンゴンソウ属の園芸品種をルドベキア(Rudbeckia)と呼び、多くの園芸品種が作り出されている。ミツバオオハンゴンソウはそのルドベキアの仲間で、アラゲハンゴンソウに似るが花がやや小さい。花期は5-10月。画像の花は季節外れということになる。