ハボタン(葉牡丹)は、アブラナ科アブラナ属の多年草。名前の由来は、葉を牡丹の花に見立てたもの。貝原益軒も本で紹介しているらしく、オランダから輸入されたもので、当初は「牡丹菜(ぼたんな)」と呼ばれていた。
さらに、花キャベツとも呼ばれたが、最近のガーデニングではハボタンと呼ぶのが普通らしい。確かに、ハボタンはキャベツやブロッコリーの仲間で、葉はキャベツにそっくり。そして、重なり合った葉がボタンの花のように美しい。
ハボタンは日本の正月飾りとして親しまれている。耐寒性に優れ、冬の公園を彩る定番で、花壇の常連になっている。