ロドレイアはマンサク科ロドレイア属の常緑小高木。ロドレイアの仲間は東南アジアから中国南部にかけて7種が分布。この中で、日本に導入されているのは主にカンピオニーとヘンリーという2つの種だが、ヘンリーのほうが、葉も花も樹高も大きめ。画像(花芽)はヘンリーの方である。
花色はピンクから濃紅色で、直径5㎝ほどの花が枝先に房状に集って下向きに咲く。花の付き方や葉、樹姿がシャクナゲに似ているので、別名が「シャクナゲモドキ」。香港では旧正月の飾りに欠かせない花。開花期は2~4月だが、燃えるような赤い花が見事である。樹形は立ち、シャクナゲに似た厚くて丸い葉は冬でも光沢があり、濃緑色。