白色の競演

 夏が近づくと白い色が目立ち出す。白い花もその一つ。バーベナ「ラナイ」、タイサンボク、エンジェルトランペットなどが花の白さを競い合っている。
 エンジェルトランペットとは花の形状からつけられたのだろうが、ナス科キダチチョウセンアサガオ属。今では園芸名でエンジェルトランペット(Angel's Trumpet)と呼ばれることが多い。エンジェルトランペットは、大きなラッパ状の花がぶら下がるように開花する熱帯花木。熱帯植物だが、寒さに比較的強く、関東地方のほとんどの地域では地上部が枯れても地下部から芽が出てまた開花する。
 バーベナクマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の総称で、約250種の一年草および多年草を含む。別名はビジョザクラ(美女桜)。
 タイサンボク(泰山木)もよく見るが、今が花の季節で、梅雨の空に似合う。北アメリカの東南部原産で、明治初期に日本へ渡来。背丈がかなり高くならないと、花が咲かないので、大きな花なのについ見落としてしまう。
 最後は白のアナベルで、これも今が見頃で、少々うるさい程に咲いている。

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