キングサリ

 キングサリは、5月に垂れ下がる総状花序に鮮やかな黄色の花が咲きます。斜め上方に伸びた枝から20cmほどの花の房がいくつも垂れ下がる姿は圧巻です。「金鎖」の読み方は音と訓が並ぶのですが、違和感が余りなく、ごく自然に「金のような黄色い花が鎖のように連なって咲く」ということがわかります。
 ヨーロッパの南部が原産で、日本へは明治時代に渡来。花の姿は藤に似ていて、別名は「黄花藤(きばなふじ)」、そして「ゴールデン・チェーン」です。

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