ハクサンボク

 白い小さな花の集まりが印象的で、その名前もオヤッと思ってしまう。ハクサンボクは主に西日本の海岸沿いや林地、伊豆、小笠原を原産とする常緑低木。石川県の白山が原産地だと誤認されたのが「ハクサンボク」の由来。少々がっかりというところか。関西地方では庭木としても使われる。伊勢神宮のハクサンボクが有名である。
花期は3月から4月で、花はそろそろ終わりである。果実は10月頃で、赤く熟す。葉にはアオキやヤツデのような光沢があって遠目にも美しく「山照らし」の別名がある。

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