アセビ

 アセビ(馬酔木、梫木)は、ツツジアセビ属の常緑低木。別名あしび、あせぼ。アセビの花色は白色とピンク色で、スズランに似た小さな花の固まりを枝いっぱいに咲かせ、満開時は花穂が樹を覆うように咲き誇る。新芽はやわらかな光沢のある赤色で、花と同じくらい美しい。日本の山地に自生しているが、庭園樹、公園樹としてもよく利用されている。
 馬酔木の名は、「馬」がその葉を食べると、その毒で酔ったようにふらつくことからつけられたとされる。その花言葉は「清純な心」で、花にも毒があるということか。日本のアセビのほか、ヒマラヤ地域から中国雲南省などに分布するヒマラヤアセビなどが庭木や鉢物として栽培され、園芸品種も数多くある。

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