東光丸と選手村

 東光丸(とうこうまる)は、水産庁が運用している漁業取締船(fisheries inspection)。1971年就航の老朽化した二代目東光丸の代船として建造され、1996年に就航。遠洋海域での国際漁業に従事する漁船の指導取締が主な任務である。海洋資源の管理が国際的に強化され、取締対象海域が北洋海域からインド洋、大西洋海域など広範囲に拡大した。従来より広く指導取締活動を行うため、三代目は大型化、高速化が求められた(2071トン、全長86.9m)。
 東光丸が停泊するのは晴海埠頭の端だが、その内陸部分では東京オリンピックパラリンピックの選手村の建設が目下進行中である。東光丸が停泊する晴海運河の対岸は豊洲市場で、画像は最近開通した環状2号線に架かる豊洲大橋から撮ったものである。

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