イチョウ

 イチョウは中国原産の裸子植物裸子植物となれば、昔理科の時間にイチョウを例にして習ったことが蘇ってくる。中生代から新生代第三期まで世界中でイチョウの先祖の化石が見つかっているが、100万年ほど前に化石は絶える。10~11世紀頃に中国南部で再発見され、18世紀には再び世界に広まったというのがその数奇な歴史。1科1属1種で仲間はおらず、生きている化石とも言われるが、丈夫で、長命、幹は直立し、樹高30mにもなる。
 街路樹など、全国で普通に見かけるが、黄葉時の美しさと、剪定に強いという特性から、広く植えられてきた。古い大学のキャンパス、神社仏閣などでよく見かける(画像は富岡八幡宮イチョウ)。そんなイチョウの黄葉も東京ではそろそろ終わる。

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