皇帝ダリア

 キダチダリア(木立ダリア、Dahlia imperialis)は、高さ10m近くになるダリア属の種で、メキシコ、中米、コロンビアの原産。日本では学名を訳した「皇帝ダリア」の別名でも呼ばれる。その高さから「皇帝」と名付けられた。花はピンク色で直径約20㎝の大輪の花が茎の頂上につく。晩秋の頃、空にそびえて立つ姿は圧巻。遥か頭上の花を見て、近くで観たいと思っていたら、園芸用の小さなキダチダリアを偶然にも発見。八重咲の園芸種で、小振りとはいえ、花の姿は見事としか言いようがないものだった。
 ダリア属の植物は、メキシコから中米に27種も分布していて、茎が木質化する3種がツリーダリアと呼ばれている。皇帝ダリアは特に茎が太くなり草丈が高くなる。皇帝ダリアは、日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出す。

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