アマリリス

 アマリリスは20㎝近い花径のある鮮やかな色の花を、まっすぐ立ち上がる太い茎に咲かせます。アマリリスヒガンバナ科の植物の総称で、原産は中南米西インド諸島で、多くの園芸品種がつくられています。地中に鱗茎をつくる多年草で、その花は初夏にユリに似て、六弁の大きい花をつけます。花の色は白・赤・薄紅・淡黄など様々。日本には江戸時代末期に渡来。
たまたま先日ユリのカサブランカを観た後で画像のアマリリスを目にしたために、一瞬「赤いカサブランカ」と連想が働いたようです。「赤いカサブランカ」という形容矛盾の表現が気になり、調べてみると実際にカサブランカの赤色の品種が売られていて驚いてしまいました。casa blancaは「白い家」ですから、 赤色のものなら「赤い家」、つまりcasa rojaの筈なのに…「赤いユリ」ならlirio rojoではないかなどと思いながら、私が観ているのは赤いユリではなく、赤いアマリリスなのだと確認した次第です。

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