観葉植物二種

イポメア
 イポメアは世界の熱帯から温帯に約650種も自生している、ヒルガオ科の多年草で、サツマイモの仲間である。画像のダークブラウンは日本では越冬できず一年草扱い。画像の葉は緑色だが、葉色にバリエーションがあり、カラーリーフとして人気がある。花はアサガオに似た漏斗型で、淡桃紅紫色。この花は確かにヒルガオの花によく似ているが、色合いとなるとヘクソカズラの花を思い出してしまう。

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カラジウム
 カラジウムは、涼しげな葉模様やカラフルな葉模様がトロピカルな雰囲気を醸し出す、夏に楽しめる植物。ミニ観葉から小鉢、さらに花壇でも楽しめる。熱帯アメリカに7種が自生している。これだけ見事な葉模様だと、並みの花では太刀打ちできないと考える人がいても不思議ではない。

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 イポメアもカラジウムも何か中途半端な感じが否めないのだが、それが逆に人々に好まれるようである。特徴がほどほどで、傍にあってもあまり気にならない、主人公として自己主張をしない、これがイポメアやカラジウムの大きな特徴なのだろう。