バーべナ

 バーベナには約250種の野生種があり、主に南北アメリカの熱帯から亜熱帯に分布していますが、日本で自生しているのはクマツヅラ1種です。花が少ない真夏の炎天下でも生育おう盛で、春から晩秋まで咲き続けます。
 草姿は茎がやや立ち上がるものと、横へと匍匐するものとがあります。匍匐性のものは暑さにも寒さにも強く、育てやすいです。さらに、「タピアン」シリーズのようにコスモスの葉に似た細かく羽状に切れ込んだ葉をもつタイプ(「宿根バーベナ」または「テネラ」と呼ばれる)と、「花手毬」シリーズや「ピンク・パフェ」のように葉に切れ込みが入らないタイプとがあります(画像は「花手毬-絢(あや)-あかいろ」で、その深紅はつい目をそらしてしまう程に鮮明)。

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