ジャカランダ

 ジャカランダの花が咲き出した。まだ満開には程遠いが、その花は「青い桜」と言われる。花が散るとあたり一面を青紫の絨毯で埋め尽くすところも、桜そっくり。青紫の神秘的な花をつけた姿はホウオウボク、カエンボクと並んで「世界三大花木」の一つ。ジャカランダはアルゼンチン原産、ノウゼンカズラ科の落葉高木。中南米には50種ほど分布しているが、日本で栽培されているのは画像のようなジャカランダ・ミシモフォリア(J.mimosifolia)という種。
 ジャカランダの花は青紫とも藤色ともつかない青紫色。釣鐘の形をした花が一つの花房に50~90個ほどつき、満開になれば青紫の花が木全体を覆うほどになる。その姿から別名は「紫雲木(しうんぼく)」。また、花姿が桐の花と似ていることから属名は「キリモドキ(桐擬き)」。

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