今年の春は花が咲き溢れた。そのためか、花の目的の実があちこちに見える。エゴノキ、グミ、ヒメリンゴ等々…そんな中で三つ挙げてみよう。
ハナモモの原産地は中国。実ではなく花を観賞するために改良されたモモ。日本では江戸時代から品種改良が行われ、種類が豊富。結実するが実は小さく、食用には適さない。
バラの果実はローズヒップ、ハマナスもバラの一種。赤く熟したハマナスの実を採取し、ジャムや果実酒にする。
カリンとナツメロは樹も花も良く似ているが、実も同じように似ている。
どれも春の花が咲き終わり、結実の時期となり、夏から秋に向けて熟していく。どの画像もまだ若い実である。