ヤマブキ

 小学校の低学年の頃は5月に何回か、小学校の教室にヤマブキとシャガをもって行かされ、担任の先生がそれを花瓶に生けていたのを思い出す。我が家の裏庭の斜面全体が黄色い花で見事に覆われ、その花は八重咲きのヤエヤマブキだった。今の私の周辺のヤマブキは一重のヤマブキ。ヤエヤマブキ平安時代には庭に植えられていて、八重咲きの花弁は雄しべが変化したもの。「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」という古歌と太田道灌の話は有名である。シロヤマブキはヤマブキとは全くの別種で、立ち姿が似ているので名付けられたとのこと。

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