2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイビスカスの花

夏の花となればハイビスカス。ハイビスカスアオイ科フヨウ属の植物。ハワイ州の花であり、ハワイ語では「アロアロ」。日本では熱帯および亜熱帯性のいくつかの種が「ハイビスカス」と呼ばれ、南国のイメージが強い。園芸用・観賞用としていくつかの種が「ハ…

キバナコスモスの花

原産地はメキシコで、コスモスより標高の低い標高1600m以下の地域に住み分けて自生する。18世紀末にマドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来した。日本には大正時代の初めに渡来。コスモスの仲間で、かつ、黄色っぽい花が咲くので、「黄花コスモス」に…

ノアサガオとヒルガオの花

「野朝顔」とは何とも味気ない名前だと言いたくなるのだが、「野菊」も「野薔薇」も味のある名前だと思う人は少なくなく、どうして「野朝顔」は味気ないのかよくわからない。アサガオは昔から園芸種で,野の草ではなかったからなのか。 ノアサガオは熱帯から…

シシユズの青い実

昨日柑橘類の実について記したが、どれもよく似ていて、区別が厄介だった。そこで、今日の画像を見て、昨日のものと比べていただきたい。すると、今日の青い実は明らかに昨日の青い実のどれとも違うことが一目瞭然である。大きさも一回り大きく、その表面の…

柑橘類の識別

真夏のうだるような暑さの中で、見事な緑の葉に見惚れてしまう。青空の中の緑もいいものだと思いながら、よく似た青い果実を見ると、どれもよく似ていて見分けなどまるでつかない。量子のように識別不可能かと言えば、そうではなく、それぞれ区別はできても…

ヘクソカズラ(屁糞葛)の花

連日猛暑が続く中で、野草たちは元気そのもの。そんな夏の野草の代表選手がヘクソカズラで、アカネ科ヘクソカズラ属の、嫌われ雑草である。葉や茎に悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。植えるのではなく、どこからか種が飛んできて、勝手…

「アリとキリギリス」

湾岸地域の歩道は舗装ブロックが多い。ブロックとブロックの間に僅かな隙間があり、夏にはそこにアリがよく巣をつくる。アリたちが忙しく動き回るのを見ながら歩いていると、緑色のショウジョウバッタに似た昆虫が足元に登場した。よく見れば、クビキリギリ…

ノシランの花

「ノシラン」と呼ばれていても、ラン科ではなく、ユリ科。アジア原産で、海岸近くの林の中などに生える。湾岸地域でもあちこちに植えられているが、ノシランはグランドカバーとして使われていて、花壇や通路を埋める植物になっている。花は白い紐(ひも)状…

クモ三種

今年はクモを見る機会がすくない。多分オリ・パラのために公園や歩道の手入れが入念になされ、クモも十分に糸を張れなくなったのだろうと素人推理していたのだが、やっと昨日元気なコガネグモを見ることができた。安堵した気持ちになるのも奇妙だが、自然の…