2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マルメロの実

マルメロはバラ科マルメロ属の落葉高木。マルメロ属はマルメロのみで、別名「セイヨウカリン」。マルメロの栽培が盛んな諏訪市などでは「カリン」と呼ばれている。熟した実は明るい黄橙色で洋梨形をしている(画像はまだ青い実)。青い実は灰色~白色の軟毛…

United by Emotion

オリパラの競技会場近くで「United by Emotion」と大書された掲示を見て、びっくり仰天。これは一体何かとチェックしたら、 オリパラ組織委が大会のモットーを「United by Emotion」としたのだった。それをすっかり忘れていた。オリパラ組織委によれば、「Un…

ブラックベリーの実

ブラックベリー(Blackberry)は米国中部が原産のバラ科キイチゴ属のベリー類で、ラズベリーと同じキイチゴの仲間です。ラズベリーと同じように、種を包んだ小さな粒が沢山集まって一つの実になっています。ラズベリーが赤い色をしているのに対し、ブラック…

ヒメヒオウギズイセンの花

最近はあまり見なくなったが、昔はどこにもあったような気がするのがヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)で、アヤメ科ヒオウギズイセン属(クロコスミア属)の多年草(球根)の雑種。昔は日当たりのよい道路沿いや人家周辺などで野生化していた。 南アフリカ…

オニユリの花

私にとってユリの花となれば、オニユリの花。それは私の子供時代の記憶に遡り、今よりずっとオニユリが私の周りにあったからである。夏の花となれば、記憶の中にはヒマワリとオニユリが主役として存在し、ヒマワリは子供の、オニユリは大人の花だった。 オニ…

ヨウシュヤマゴボウの実

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)とは何とも野暮な名前なのだが、意外と街中に生き続けているのだ。ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草で、別名はアメリカヤマゴボウ。ヨウシュ(洋種)とは読んで字のごとくであり、北米原産の帰化植物で、日本に入ってきた…

「落書き」遊び

子供向けの哲学の話で、落書きがよく話題になり、落書き禁止の壁に「落書き禁止」と書き込むことは落書きなのか、そうではないのか、と問われ、子供たちがそれに色々反応するといったことがよく登場します。 「落書き禁止」と落書きすることを含め、それは自…

エゴノキの実

エゴノキはエゴノキ科の落葉小高木。湾岸地域では公園や歩道でよく見かける。名前の由来は果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことから。エゴノキはまず春に若葉が芽吹き、次に花が咲くので、新緑の瑞々しさと花の可憐さを同時に楽しめる…

オリ・パラ雑感:落書き

最初の画像は何の画像だと思いますか。私自身、これまで気にもかけなかったボックスの画像です。画像の基本名称は「配電箱」で、正体はC.C.BOX(電線共同溝)の地上部分で、電信柱が地中化された場所に設置されるものらしいのです。そのボックスが歩道に100m…

小坊主弟切の実

キンシバイの園芸種の一つがヒペリカム・カリシナムで、それに似た種がアンドロサエマム。この別名が小坊主弟切(コボウズオトギリ)。ヒペリカムの仲間には有名なキンシバイやビョウヤナギ(いずれもオトギリソウ科)があり、種類が多岐にわたりますが、園…

キキョウの花

キキョウは6月から開花する夏の花で、「秋の七草」の一つになってきた。漢名の「桔梗」を音読みしたら「ききょう」で、花の色は紫、青、または白。その清楚な姿や色から武士たちに好まれたようで、家紋として使われ、江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」…

シロヤマブキの実

シロヤマブキ(白山吹)はバラ科シロヤマブキ属の落葉低木で、庭や公園でよく見る。花期は4-5月で、径3-4cmの両性花を側枝の先端に一つずつ咲かせる。花弁は4枚で白色(以前の画像)。果実は痩果(種子が果皮に包まれ、それが一見種子に見える)で、夏に一つ…

湾岸地域の運河のボラたち(?)

私は魚に疎い。釣りをしたこともないのだ。そんな私が運河沿いを歩いていて気付いたのが小魚の集団だった。ボラらしいのだが、確証はなく、それを丁寧に観察し、調べるほどの気力もない。 それでも、気になるので、重い腰をあげて調べてみると、東京湾に生息…

ムラサキカタバミの花

カタバミ科には900を超える種類が含まれ、そのためか、湾岸地域の最もポピュラーな雑草の一つになっている。カタバミの原産地は南アメリカで、2月末には花をつける。いわゆるカタバミは黄色の花をつけ、どこでも見つけることができる。その他に、アカカタバ…